はじめに
投資には「絶対」はありませんが、景気サイクルに応じた資産運用を考えることは重要だと考えています。特に、今後景気が低迷する可能性があることを考慮し、**米国債ETF(東証2621)**に注目しています。
米国債の価格は金利と逆相関の関係にあり、景気悪化時に利下げが行われると債券価格が上昇する可能性があります。また、配当収入(利息)を得られる点も魅力の一つです。
私自身、東証2621(iシェアーズ 米国債20年超 ETF)を現在300万円分保有しており、2024年2月19日に配当金を受け取りました。受取額は税引後25,666円で、年4回の配当があるため、年間約10万円の収入になります。これは家計にとってありがたい収入です。😁
1. 東証2621とは?どんなETF?
**東証2621(iシェアーズ 米国債20年超 ETF)**は、米国の長期国債(満期20年以上)に投資するETFです。
特徴
✅ 米ドル建ての長期米国債に投資する
✅ 配当金が年4回もらえる(過去の実績ベース)
✅ 債券価格は金利の影響を受けやすい
✅ 東証に上場しており、円建てで売買できる(為替ヘッジあり)
このETFは、米国の長期国債に投資しながら、定期的なインカムゲインを得ることを目的とする商品です。
2. なぜ米国債ETF(東証2621)に注目したのか?
個人的に、現在の経済状況を考えると、米国債ETFは魅力的な選択肢の一つだと考えています。
① 株価低迷の可能性がある
2024年まで株価は好調でしたが、今後は景気後退の懸念もあります。もし景気が悪化すると、株価が下落する可能性があり、そうした局面では安全資産である米国債が買われやすい傾向があります。
② FRB(米連邦準備制度)の利下げが予想される
現在の米国の政策金利は高水準ですが、景気が悪化した場合、FRBが利下げを行う可能性があります。
過去の傾向では、金利が下がると債券価格が上昇することがあり、長期国債ETF(東証2621)にはプラスに働く可能性があります。
③ 株価が下落しても配当金が得られる
株式の配当は、企業業績が悪化すると減配や無配になることがあります。一方で、米国債ETFは国債の利息を基にした配当が期待できるため、安定したインカムゲインを求める投資家にとって魅力的かもしれません。
3. 東証2621のメリットとデメリット
✅ メリット
- 安定した配当金が年4回もらえる(過去の実績ベース)
→ 銀行の定期預金よりも高い利回りが期待できる。 - 金利低下時に価格が上昇する可能性がある
→ 景気悪化局面では国債が買われる傾向があるため。 - 株式市場の変動リスクを和らげる効果が期待できる
→ 株と逆の値動きをする可能性があり、ポートフォリオのリスク分散になる。
❌ デメリット
- 金利が上昇すると価格が下落する可能性がある
→ 米国の政策金利がさらに引き上げられた場合、債券価格は下落する可能性がある。 - 為替リスクがある(円高になると資産が目減りする可能性)
→ ただし、東証2621は為替ヘッジありのため、その影響は限定的。 - 短期間で大きなリターンは期待しにくい
→ 株式のような急騰はあまり期待できず、長期視点での運用が必要。
4. 東証2621を活用した投資戦略(個人的な考え)
① 配当金を「プチ贅沢」に使う!
年4回の配当があるので、私はこの収入を外食費などに活用しています。投資が生活の一部になると、モチベーションが上がりますね!
② 株式と組み合わせたバランス運用
株式と東証2621を組み合わせることで、**「景気拡大時には株、景気後退時には債券」**といった戦略を考えることもできます。
例えば、株式70%+東証2621(米国債)30% のようなポートフォリオを組むことで、リスクを抑えつつ安定収益を狙うこともできます。
③ 景気後退時に仕込み、利下げ局面で利益を狙う
今後、景気が悪化し、FRBが利下げを進めるなら、長期国債ETFを保有することで恩恵を受けられる可能性もあるかもしれません。
5. まとめ:東証2621は「不況時の選択肢の一つ」
✅ 東証2621(米国債ETF)は、金利低下時に価格が上昇し、配当金も得られる安定資産の一つ。
✅ 景気悪化時のリスクヘッジとしても検討できる。
✅ 投資は自己責任なので、金利動向や為替リスクを考えたうえで判断することが重要。
私はこのETFを保有していますが、投資にはリスクが伴うため、慎重に検討することをおすすめします! 😊
※本記事は筆者の個人的な経験・見解をもとに作成しており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
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