オルカンとS&P500の為替損とは?わかりやすく解説!

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オルカン(「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」)やS&P500に投資している人の間で、「相当損が出ている…」という声を最近よく聞きます。


1. 為替損って何?

オルカンやS&P500の投資利益は、基本的に外国の株式に投資しています。その
ため、**円高(円の価値が上がる)**と、円換算した時点で資産が目減りしてしまいます。

例、
1ドル=150円の場合は1,000ドル分の米国株を買う
投資額:15万円(150円 × 1,000ドル)

✅ その後、1ドル=130円に高が進む
資産価値:13万円(130円 × 1,000ドル)

このように、同じ1,000ドル分の資産でも、日本円に換算すると減ってしまうのが目安です。


2.最近の調子損はどれくらい?

2024年後半~2025年初頭にかけて、円安が続いていたのが急に円高になった事で、オルカンやS&P500の基準価額(価格)が立っています。

具体的な数値を見てみましょう…

2024年末のレート→ 1ドル約155円
2025年2月末のレート→ 1ドル約150円

たった5円の円高でも、1,000万円投資していた人は約30万円のかなり損になる計算です。

これが、オルカンやS&P500の価格が最近下落している理由の1つです。


3.どうすればいいの?

「じゃあ、今は売らないほうがいいの?」と不安になるかも知れませんが、長期投資ならそこまで気にする必要はありません。

通りは常に変動するもの→ 今は円高でも、また円安になる可能性もある
株式の成長のほうが大事→ 企業の利益が増えれば、株価も上がる

つまり、短期的な財政変動に一喜一憂せず、コツコツ積み立て投資を続けるのがベストな戦略です!


4. 心配損を防ぐ方法は?

リスクリスクを抑えたいなら、こんな方法もあります。

日本株にも投資する(TOPIXや日経平均連動の投資信託)
リスクヘッジの投資信託を選ぶ(若干手数料が高い)
円安の時にドル資産を売る(長期的にはおすすめしない)

ですが、基本的には長期投資なら為替変動は気になりすぎないのがベストです


まとめ

オルカンやS&P500は外国資産なので、円高になると価値が下がっています
最近は円高傾向で、相当損が発生している
でも、長期的には企業の成長が大事なので、焦って売る必要なし!

短期の値動きに惑わされず、これからもコツコツ投資を続けていきましょう!

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